「あの吉永小百合さんから、大泉洋は生まれない」と言ってたけど「もう母としか思えない」 - 読売新聞オンライン

　山田洋次監督、吉永小百合さん主演の映画「こんにちは、母さん」が１日、公開初日を迎え、東京都内の映画館で舞台あいさつが行われた。

　東京・向島を舞台に、久しぶりに母親が暮らす実家を訪れた息子が、見失っていたことに気付く物語。息子を大泉洋さん、母親を吉永さんが演じている。

　山田監督は、「暗闇の中で知らない人たちが一緒になって映画を見て、笑ったり涙をふいたりするのはとても楽しいことなんだ、それが映画なんだということを改めて認識してもらえる機会になれば」と語った。

　本作で映画出演が１２３作目の吉永さん。大泉さんから１２３輪の花束を贈呈され、「本当はここでやめようかなと思っていましたが、『１、２、３』で外に飛び出すような数なので、もう少しやってみようと思っています」と語り、大きな拍手を受けていた。

　また、以前、「あの吉永小百合さんから、大泉洋は生まれない」とコメントをしていた大泉さんは、「今やもう、（吉永さんを）母としか思えない。これからも小百合さんが映画に出てくれるなら、もし息子がいるなら、どんな映画であろうと息子は私であってほしい」と話し、会場の笑いを誘っていた。

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