過去最多の56人が立候補している東京都知事選のポスター掲示板で区画が足りなくなったり、同じデザインの複数のポスターが並んだりしている事態を巡り、27日、都内の首長から都選管などへの批判が相次いだ。
区画不足について都選管は、届け出が49番目以降の候補者にクリアファイルなどを支給、ポスターを掲示板の周囲に継ぎ足させている。この対応に世田谷区の保坂展人区長は定例会見で「大雨の季節、風も吹く。公平な選挙とは到底いえない。枠が足りなくなるのは想定できる事態だったのに、どうして対応できなかったのか」と疑問を呈した。
多摩市の阿部裕行市長も定例会見で、寄付金に応じてポスター区画を譲る政治団体が出ていることについて「都選管は対応すべきで、放置しているのは疑問だ」と苦言。「そもそも掲示板は立候補者を周知するためにある。それをビジネスの場として使い、売買している。表現の自由の問題ではない」と切り捨てた。(奥野斐、北浜修)
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