シンガー・ソングライターの小坂忠さん死去、７３歳…「ほうろう」が日本のＲ＆Ｂ名盤と評価 - Au Webポータル

小坂忠さん

　シンガー・ソングライターの小坂忠（こさか・ちゅう、本名・正行＝まさゆき）さんが２９日死去した。７３歳だった。近年はがんで闘病していた。

　東京都出身。１９６０年代後半、バンド「ザ・フローラル」でデビューし、細野晴臣さんや松本隆さんらが所属した「エイプリル・フール」のメンバーとしても活動した。情感豊かな歌唱で知られ、７５年のソロアルバム「ほうろう」には山下達郎さん、矢野顕子さんらが参加し、日本のＲ＆Ｂの名盤として評価された。娘の事故をきっかけにキリスト教に帰依し、牧師に。ゴスペルシンガーとしても活動した。

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