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新垣結衣 怒りのドングリ投げに豪快な弓引き「鎌倉殿の13人」八重役熱演 - スポーツ報知

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜・後8時)で“超ツンデレ”の八重姫を演じている女優の新垣結衣(33)がスポーツ報知などのインタビューに応じた。10日の放送では主人公で鎌倉幕府の第2代執権・北条義時(小栗旬)と晴れて夫婦になったが、喜怒哀楽の激しい役で話題に。撮影の舞台裏や今後の見どころを明かした。(浦本 将樹)

 透明感が持ち味のガッキーが、やんちゃな役どころに挑んでいる。義時のいとこにあたる八重は、源頼朝(大泉洋)との間に男児をもうけるが、平家寄りだった父の伊東祐親(浅野和之)に頼朝との仲を引き裂かれ、子供も殺される。新垣は「大事なものをどんどん失ってしまう。何か、すがるものを探しているというか、生きるためのたくましさがあったのでは」と八重の深層心理を想像する。

 脚本の三谷幸喜氏は今作での八重を「クレオパトラのよう」と表現するが、史料にもほとんど記録は残っていない。想像でふくらませる三谷イズムの申し子のような存在だ。これまで清純な役が多かったが、今作では怒ってドングリを投げつける、スタントなしで豪快に弓を引くなど、新たな一面を見せている。当の三谷氏からは「自分が思い描いていた以上の八重さんです」と太鼓判を押されている。現場でも三谷イズムを楽しんでいる。「リハーサル室に行ったら後白河法皇(西田敏行)が頼朝のほおをエアでたたいていて笑いました」

 特筆は父に命じられて夫婦にさせられた江間次郎(芹澤興人)への冷たい仕打ち。祭りへデートに誘われると「はあ、あなたと?」と一瞥(いちべつ)。嫌がる江間を泣かせて船をこがせたこともあった。「すごく罪悪感がありました。最初のシーン撮影の時『今後もひどい仕打ちをしますが、すみません。思いっきり冷たくします』と謝りました」と明かす。

 TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年)で共演した星野源(41)と昨年結婚を発表してから初の作品で、本格的に時代劇を演じるのも初。「難しいイメージでした。それでも失う悲しみや嫉妬は現代と通じるものがあります。着物を着ると身が引き締まりますし、所作も後に生かせそうです」。

 小栗とは2009年のドラマ「スマイル」(TBS系)以来、13年ぶりの共演。「(小栗が不良役だった)あの時は、ボコボコに脅されるシーンばかりでした」と懐かしむ。「今回はたわいもない話もしました。常に周りを気にかけるところは、前と変わらないですね」。10日放送の第14回では義時の子を身ごもる。姫君から母君へ、さらに新たな顔が見られそうだ。

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