構成・北野新太
渡辺明名人(39)に藤井聡太竜王(20)=王位・叡王・棋王・王将・棋聖と合わせ六冠=が挑戦している第81期将棋名人戦七番勝負の第4局は21、22の両日、福岡県飯塚市の麻生大浦荘で指され、藤井竜王が勝利してシリーズ成績3勝1敗となった。名人の早い投了となった一局。立会人を務めた深浦康市九段(51)が解説した。
◇
もしかしたら渡辺名人に残るショックは大きいかもしれない、と思ってしまうくらい手痛い一局でした。
第3局まで一貫してしぶとく戦うことを選ばれた渡辺さんですが、本局では急に後手から局面を良くしに行きました。前局までの戦い方を貫き通すと思っていたので驚きましたし、攻めを切らされて急に勝負が終わってしまったことにもびっくりしています。
「自ら動いて自ら転んでしまったような…」。立会人として第4局を見つめた深浦九段は渡辺名人の今回の将棋をこう評した上で、「競った戦いを見たい」と話しました。
なぜ作戦を大きく変換したの…
からの記事と詳細
https://ift.tt/Rus9vrq
エンタメ
Bagikan Berita Ini
0 Response to "「概念のない藤井将棋」立会人・深浦康市九段が語る今までにない棋士:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル"
Post a Comment