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妻夫木聡、脚本家の北川悦吏子氏と20年ぶりタッグ「感慨深かった」 - サンスポ

息の合った掛け合いを披露した左から杉野、妻夫木、北川悦吏子氏、渡辺、原田知世、大政ら豪華俳優陣=東京・六本木(撮影・福島範和)

俳優、妻夫木聡(43)と渡辺謙(64)が5日、東京都内で行われたダブル主演するテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」(6日放送、後8・0)の記者会見に登場した。

人生に悩む医者(妻夫木)と余命宣告された患者(渡辺)が、人生最後のバイク旅を通じ「人は何のために生きるのか」を模索するロードムービー。

脚本家、北川悦吏子氏とTBS系「オレンジデイズ」以来20年ぶりのタッグとなった妻夫木は、「光栄です。中々若い自分を知っている人と仕事できることが少ないので、ご一緒できて感慨深かった」と照れ笑い。北川氏も、「年を重ね、大人になった方がピュアで優しい、良さが浮き彫りになってきた。あの時は24歳だったからイケメンということに紛れていたものが、突出して見えることあるんだなって思いました」とスター俳優の成長を噛み締めた。

共演の女優、大政絢(33)も北川作品について、「セリフが重たすぎず軽やかに心に入ってきてくれました」と力を込めた。

杉野遥亮(28)は印象深いシーンについて、「妻夫木さんと謙さんが二人でバイクに乗っているのが気持ちよさそうでした」と絶賛すると、妻夫木は、「全然気持ちよくないからねっ。謙さんを後ろに乗せて走ってるんだよ…。気が気じゃなくて芝居とはいえ。普通に緊張しましたね」と大先輩を支える重圧に恐縮。渡辺は、「小さいんだよね、バイク。でも俺は楽しかった、後ろはね」とおちゃめに振り返った。

また、渡辺は原田知世(56)から手で頬を包まれるシーンについて、「すごい複雑ですよね。恋として成就するわけじゃない。ドキドキしますけど、深く関わると辛くなっちゃうのがわかるから…書くよねー?」と恋愛ドラマの名手として知られる北川氏の脚本に唸っていた。

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