伊勢谷友介、出演映画「ペナルティループ」舞台あいさつで約３年ぶりの公の場「大変ご無沙汰してます」 - スポーツ報知

　俳優の伊勢谷友介（４７）が１９日、東京・新宿武蔵野館で行われた映画「ペナルティループ」（若葉竜也主演、荒木伸二監督、３月２２日公開）の完成披露上映会で舞台あいさつした。自身のトラブルで芸能活動を休止していた伊勢谷にとって、約３年ぶりの公の場となった。

　「大変ご無沙汰しております」。緊張ムードの報道陣とは対照的に満面の笑顔で“社会復帰”の第一声を聞かせた。独特のファッションで髪はオールバック。両耳にはイヤリングが光っていた。

　俳優復帰作の今作は、「昨日と同じ今日」を繰り返す殺人者を描くループ・サスペンス。伊勢谷は、最愛の恋人を殺された若葉演じる主人公が復しゅうのターゲットとする犯人を演じる。時間を超越して劇中、繰り返し１０回も殺される展開だ。それだけに「ここでも罰せられるのか。１０回殺されても仕方ないのかな」と自嘲ぎみに苦笑い。「明日の自分を見つめ直したり反省してください」と言い終えると、「（反省は）オレか！」と自分でぼけて突っ込む一幕もあった。

　共演の山下リオは「ガキンチョ気質」を指摘。「撮影初日に顔に傷つくってスケボーで現れた」という。若葉からは「（伊勢谷に）まだ名前を覚えてもらえてもらえず『わかばやし』と言われる。またクランクイン直後に（伊勢谷復帰の）週刊誌記事が載った」といじられっぱなしだった。

　その言葉に伊勢谷は「『若葉』って普通いないでしょ。オレは悪くない。君は『若林竜也だ』」と抵抗。週刊誌の記事には「ホテルから髪も寝癖の状態で出てきた時で、悪意のようなものを感じた」と振り返り、壇上では終始余裕の表情だった。

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