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「問題は現在進行形」 旧ジャニーズ性加害報道のBBC記者が会見 - 毎日新聞

オンラインで記者会見するモビーン・アザー記者(画面右)ら=2024年4月10日午後3時4分、西本龍太朗撮影 拡大
オンラインで記者会見するモビーン・アザー記者(画面右)ら=2024年4月10日午後3時4分、西本龍太朗撮影

 旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.=スマイルアップ)の創業者、ジャニー喜多川氏による性加害問題で、実態を報じてきた英BBCの記者らが10日、オンラインで記者会見した。「この問題はまだ終わりには程遠く、現在進行形だ」と述べ、警察への被害申告にスマイルアップも協力すべきだと訴えた。

 会見は日本外国特派員協会(東京)が主催した。性加害問題を巡っては昨年3月、BBCの放送をきっかけに多数の被害者が声を上げ、社会問題化。同年9月、旧ジャニーズ事務所が加害の事実を認めて謝罪した。

 さらにBBCは先月、「捕食者の影」と題する続編を放送し、旧事務所のスタッフ2人も少年タレントに性加害をしていたと報じた。番組内のインタビューでスマイルアップの東山紀之社長が認め、放送後に公式サイトでも報告した。

 インタビューしたモビーン・アザー記者は、東山氏がスタッフの性加害を認めながら、「警察には情報提供していない」と回答したことに「強いショックを受けた」と述べた。また「家族にすら被害を打ち明けることが難しい中、警察に届け出る難しさを想像してほしい。被害者を支援するなら、その負担の一部を引き受ける必要がある」と語り、スマイルアップが警察に届け出るべきだと主張した。【国本愛】

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