米山隆一議員、松本人志側にとって霜月るなの証言は「まったく重要でない」と断言「証言する機会はまずない」：中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞

　弁護士の資格を持つ立憲民主党の米山隆一衆院議員が３０日、Ｘ（旧ツイッター）を更新。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が週刊文春を訴えた損害賠償訴訟をめぐり、松本擁護論を展開しているセクシー女優の霜月るなの証言は「まったく重要でない」と私見を示した。

松本人志

　２８日に第１回口頭弁論があった民事訴訟の行方は、文春に松本による性被害を明かした女性（Ａ子さん、Ｂ子さん）らの証言や松本本人の尋問が大きな注目点となる。霜月は、飲み会に参加した経験から文春の記事は「うそだらけ」と断じ、訴訟での証人にも名乗りを挙げている。

　Ｘへの投稿で米山議員は、弁護士検索サイト「弁護士ＪＰ」に寄稿したというネット記事を引用。記事では、元大阪府知事で弁護士の橋下徹さんや、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が、「霜月の証言は重要」などと述べていることに反論した。

　その理由として、松本が名誉毀損（きそん）としている記事中の飲み会と、霜月が参加した飲み会は別のため「基本的に無関係」「これはほとんどの弁護士が同意する基本的なところだと思います」と示した。その上で、「争点と直接関わりのない霜月さんの証人尋問を裁判所が認める可能性は低く、霜月さんが証言する機会はまずないと言ってよい」と強調した。

　Ｘの投稿で、米山議員は「内容は『橋下氏はなぜか重要と言っていますが、どう考えても別件で全然重要じゃないです』という弁護士的には当然の意見かと思います。ぜひご一読ください！」と記した。